こんにちは
カルド札幌です
明日、10月31日(土)は、カルド札幌休館日となっております
さて、今日はヨガでも大切なワード「氣」についてお話させていただきます
そもそも「氣」とは何か
東洋医学でいう「氣」とは機能だけが存在し、目には見えないものだといわれます。もともとは古代中国の哲学思想から生まれた言葉で宇宙を構成する基本単位のひとつとされる「氣」。気が人体を作り、その生命活動を維持しているとされています
見えないけれど身体を守る大事な役割を担う「氣」
生命活動の源、エネルギーそのものである「氣」には下記の主に5つの役割があると考えられています。
①推動作用
文字通り推し進める作用のことです。身体を巡る血や体液の流れを促進したり、
臓器の働きも気の推動作用によるものだと考えられています。
②防御作用
身体の表面を保護し、気候の変化などが体に及ぼす影響「外邪」から身を守る機能のことで、いわゆる「免疫力」に該当する機能を指します。
③温煦(おんく)作用
身体を温める作用のことです。気には発熱作用があり、それによって体温を維持しています。
④気化作用
氣から血へ、また血から体液へといった物質を変化させる作用。汗や尿といった排泄物の生成も担い、
いわゆる「エネルギー代謝」に該当する機能を指します。
⑤固摂作用
血が脈外に漏れるのを防いだり、多汗や頻尿を防ぐ作用のこと。
内臓の下垂を防ぐ役割も担っています。
※気の役割にはこれらに加え
「営養」血脈中を巡って全身に栄養を補給する機能も該当するという考え方も存在します。
一つ一つの言葉が難しいかもしれませんが「氣」の役割は多岐にわたり、全身に影響を及ぼしている事がイメージできるかと思います。
この「氣」をイメージしながらヨガを行うと効果倍増ですよ
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