2020/03/28 山下
春に読みたい絵本
みんなで楽しめるものは?
暖かくなってきて、気持ちも弾む春。桜やたんぽぽの花が咲き、新しいスタートの季節です。
春に読みたい絵本、その中でも、春だからこそお子さんに読んであげたい!大人でも読みたくなる絵本をご紹介します!!
小人数はもちろん、大人数でも。みんなで楽しんでくださいね。
気持ちいい春を楽しむおはなし絵本
まずは、「春」という季節を存分に楽しめる物語の絵本をご紹介します。誰もが待ち望んでいる春がもし来なかったら、あなたならどうする?
そもそも、春ってどんなものなのかな……? そんなことを問いかけながら、わくわく楽しめる3冊です。
すぐそこなのに、なかなか訪れない春。まちは灰色、人々も同じ様に暗くてしずんだ気持ちに・・・そんな時。
「ねえ!どうして春を待ってなきゃいけないの?待ってなんかいないでさ、ぼくたちでまちを春にしようよ!」
なんて前向きな発言。
この男の子の素敵なアイディアと人々の素晴らしい行動力によって、あっという間にまちが輝きはじめたのです!
後から見れば例えそれが一時のことだったとしても、世界は少しずつ変わっていくのかもしれません。ちょっと大げさな言い方かもしれないけど、その位絵本じゅうを駆け巡る躍動感と明るさは、読んでいる私達の心にも喜びと力を与えてくれますよね。
雪に埋もれた森の中、冬眠から目覚め、次々と走り出す動物たち――。その静から動への変化がページを追うごとに、鼻を「くんくん」という擬態語に乗ってワクワクする気持ちを盛り上げていきます。最終場面では、白と黒だけで表現された雪景色の中にあって唯一の彩色となる黄色が効果的に使われ、春を見つけた彼らの喜びが可愛らしく描かれます。動物たちと一緒に鼻をくんくんさせながら、春を待ち焦がれる気持ちを分かち合いたい作品です。
はるって、どんなもの?
パッパ、ピピ、ブー、ペーペー、ボッボは、エリちゃんのカーディガンに仲良く並んで付いているボタンの兄弟です。五人は冬中、エリちゃんを寒さから守っているのです。ある日のこと、エリちゃんが「春はもうすぐ」と言っているのを聞いた五人は考えます。「春ってどんなものかな?」暖かくなるとタンスにしまわれるカーディガンについている五人は、春を知らないのです。そんな時のこと、エリちゃんのお母さんが出かけて、何日も帰らない日が続きました。おばあちゃんと留守番をするエリちゃんが寒くないように、五人はいつもに増して、いっしょうけんめいエリちゃんを守ろうとします。そして、やっとお母さんが帰ってきました。お母さんがやさしくだっこしていたのは・・・
いかがでしたでしょうか。
お子さんと一緒に読んでも楽しいですが、改めて大人になってから読むと、子供の頃には感じれなかったものが感じれるかもしれないですよ
是非、気分転換に読んでみてはいかがでしょうか♥
本日も、皆様のご来館お待ちしております!!