2022年11月1日
ダイエット目的でヨガを始める方はとても多いですが、ヨガはゆっくりと動いてポーズをキープしたり、ストレッチ、瞑想をするというイメージで、ランニングや筋トレなどと比べると運動量が少ないように感じます。
では、なぜヨガをすると痩せると言われているのでしょうか?
今回はヨガがダイエットに繋がる理由、おすすめのポーズを紹介していきます。
目次
●ヨガは痩せる?ダイエット効果について
①基礎代謝UP
ヨガのポーズをキープすることで、体幹や全身の筋肉がバランスよく鍛えられ筋肉量が上がり、基礎代謝向上に繋がり痩せやすい身体に近づきます。
②デトックス効果
ヨガのリラックス効果と身体をねじるポーズと呼吸法で、腸の働きが良くなり、便秘解消・デトックス効果が期待できます。
他にもメリットがたくさん!ヨガがもたらす効果とは?
ヨガの呼吸や動き、瞑想を行うことによって自律神経が整い、心を落ち着かせてくれます。
日常やダイエットのストレスが緩和されることで、過食を防ぐ効果も期待できます。
その他にも、リンパの流れが改善され、身体の老廃物を外に出す働きが良くなる為、肌荒れやニキビができにくくなり美肌効果が期待できます。また、ヨガのポーズでは体幹を意識するものも多いため姿勢の改善にも繋がります。
●ダイエットに効果的、痩せるヨガのポーズ
①英雄のポーズ
英雄のポーズは、体幹を鍛え、全身を強化することができます。大きな動きを伴うため、内臓にも良い影響を与え、便秘や肩こり、背中のこり、足のむくみまで解消できる万能のポーズといわれています。
また、ポーズを支えるために下半身の力を使いますので、太ももやふくらはぎ、お尻など下半身の引き締め効果も期待できます。
動きが大きいので、血行促進、ストレス解消や集中力アップ、倦怠感を軽減する効果もあるとされています。全身を引き締め、爽快な気持ちになれるポーズだといえるでしょう。
②プランク
プランクポーズは、おなか周りの筋肉を鍛える効果が高く、特に助骨から骨盤までのおなかの前面にある「腹直筋」やインナーマッスルである「腹横筋」を鍛える効果が高いといわれています。腹直筋や腹横筋を鍛えることで、ぽっこりおなかの改善やおなか周りの引き締めにつながります。また、腕を使って支えるため、二の腕の引き締め効果も期待できます。
③三日月のポーズ
三日月のポーズは、二の腕や太もも、ヒップ、ウエスト、背中など、全身の引き締め効果が期待できます。そけい部を伸ばすことで美脚にもつながるといわれているため、美しいボディラインを手に入れたい人にもおすすめのポーズです。
④バッタのポーズ
うつ伏せの状態から両脚を上げて体を反らせることで、腹部の内臓全体が刺激され、全身の血流が促されるバッタのポーズ。内臓を刺激することで消化機能を活発にするため、胃の不調やお腹の張り、便秘などの改善や予防にも効果があるといわれています。背筋を使うため、代謝UPにも繋がります。
⑤太陽礼拝
太陽礼拝のポーズは、体を動かすことで活力を生み、一日を元気に過ごすための準備になるとされています。
太陽礼拝の一連の動きを3回ほど繰り返すと、関節の柔軟性が高まり、全身が活性化され、心と体がすっきりしてストレス解消などの効果が期待できます。また、血液循環が良くなることで、肩こりや低血圧、疲労、便秘、冷え性などにも良いとされています。
12のポーズを組み合わせることで、太ももやふくらはぎ、足首の引き締め効果のほか、O脚の解消、バストアップといった美容効果・体質改善が期待できるでしょう。
●ヨガのダイエット効果を得るために必要な頻度・期間は?
ヨガでダイエット効果を得るためには、継続することが必要です。
リラックスやリフレッシュ効果が目的であれば、週に1~2回でも十分ですが、ダイエットや体質改善を目的とする場合は週に2~3回程度行うことを推奨します。
最低でも1ヵ月は継続してみましょう!
普段意識しない部分を使ったり、ストレッチをかけていくポーズが多い為、日常生活の動作にも変化が出て痩せやすい身体づくりを目指しましょう。
●ヨガのダイエット効果を最大限に引き出すコツ
ヨガのクラスにただ参加するだけでなく、少しの意識で更にダイエット効果を高めることが期待できます。ここからはどんな意識をするといいのかを紹介していきます。
ヨガのクラスに参加したとき、深い呼吸が意識できているか?
ヨガのポーズは日常生活では意識しない身体の部位にアプローチをかけることも多いため、慣れるまではポーズに必死になり、力んで呼吸が浅くなったり、止めてしまうことも多くあります。
ヨガのポーズと呼吸を合わせることで、有酸素運動の効果が高まり、脂肪燃焼効果が期待できます。
呼吸の効果は脂肪燃焼だけではない
深くゆっくり呼吸をすることで体内に酸素をたくさん取り込むとで、エネルギー消費量が増え、代謝がアップして痩せやすい体質に導くことができるといわれます。
また、血流やリンパを押し流してむくみを解消する効果や、インナーマッスルを鍛えて、からだを引き締める効果が期待できます。
ヨガ前食事について
ヨガの前に食事をする場合は、直前に取ることは避けましょう。食事はヨガの2~3時間前までに済ませておくのがベストです。消化を行うのには時間がかかるため、胃の中に食べ物がある状態では消化がうまくできず、ヨガも十分にできなくなってしまいます。少し空腹くらいで行う方が身体も動かしやすく、体脂肪がエネルギー源となることで脂肪が燃焼されやすくなり、ダイエット効果が高まると言われています。ただし、空腹すぎると低血糖を引き起こすリスクもあるため注意しましょう。
ヨガ後の食事について
ヨガの後にお腹が空いているからと、すぐに食事をするのはあまりよくありません。ヨガを行った後は代謝が上がり脂肪の燃焼をする反面身体の吸収力も上がっています。そのため、ヨガを行った後にすぐ食事をしてしまうと、食べたものが素早く身体に取り込まれてしまい、太りやすくなってしまいます。ヨガの後に積極的に取りたい食材は、たんぱく質を多く含むものやビタミン、ミネラル。
特にホットヨガは発汗作用が通常のヨガよりも高いため、汗と一緒にビタミンとミネラルが身体の外に出てしまいます。食事やサプリメントから積極的に摂取するように心掛けましょう。
身体の栄養バランスを整えることもダイエットを成功させるためには必須です。
●ヨガでダイエットするならCALDO(カルド)がおすすめ!
カルドのホットヨガは遠赤外線の床暖房を使用しているため、座ったり寝転がったりしているだけでも身体がぽかぽかと温まり、血流の流れが良くなります。
冷えやむくみの改善も期待できるため、スッキリできます。その環境の中でヨガを行ってくためダイエット効果が更に期待できます。★1~★3の強度でクラスを選択できるため飽きずに継続しやすいのもポイントです。★2~★3のクラスは運動量が多くダイエットに効果的ですが、無理のない続けることが大切ですので、「今日は疲れているな」「あんまり激しい動きはしたくないな」という日には★1のリラックス系のクラスに参加してモチベーションをキープしダイエットを成功させましょう!
●まとめ
ヨガは身体を動かす事でダイエットに繋げる以外にも、ポーズや呼吸などで自律神経を整える効果があります。無理なダイエットは健康にも良くないですし、何よりストレスがかかってしまいます。無理なストレスなく心地よく日々を過ごせるように、ダイエットにヨガを取り入れてみてはいかがでしょうか?
執筆者:講師E
指導歴7年のINSPA社員。
‣保有資格
ホームヘルパー2級 移動介護従事者(ガイドヘルパー)
INSPA,CALDOグループ認定インストラクター
ムーンサイクルヨガ指導者
全米ヨガアライアンス500時間
‣指導実績
フィットネススタジオ・ヨガスタジオ
累計スタジオレッスン本数1,300本
累計インストラクター育成人数100名