体・筋肉を柔らかくするストレッチ・食べ物を紹介!ポイントや注意点も解説

2023年2月1日

現代社会に於いて、パソコンやスマートフォンを長時間使用し、同じ姿勢を続けていませんか?筋肉は縮むことしかできない為、ストレッチなどで伸ばさなければどんどん硬くなっていきます。怪我の原因はもちろん、ダイエットにも影響します。

●体・筋肉を柔らかくするメリット

体・筋肉を柔らかくするメリット①

体や筋肉を柔らかくするということは、「柔軟性」が向上するということです。関節が動きやすくなり、腕はいつもよりも上に伸ばしやすく、しゃがむときは足首や股関節もスムーズに動き、背中が痒いときは思うように腕をまわして掻くことができるようになります。逆を言えば、体や筋肉が硬いと、スムーズな動きが行えず、手や足を動かす度に制限がかかった状態になります。

体・筋肉を柔らかくするメリット②

体や筋肉が柔らかくなると、筋肉が伸び縮みすることによるポンプ作用で、「血流が良く」なります。血流が良くなることで酸素や栄養素を体中の隅々まで運搬して、代謝が高まります。体温も上がるので、基礎代謝も上がりダイエットにも効果的です。血流が良くなることで末端まで温まり、冷え性改善にも繋がります。

体・筋肉を柔らかくするメリット③

体や筋肉が柔らかいと、「怪我をしにくく」なります。捻挫などで関節が急激に引き伸ばされるとき、その負荷を受け流す柔軟性がある筋肉でないと、怪我に繋がります。また、長時間負担を受け続けている筋肉は次第に硬くなり、肩こりや腰痛などの慢性的な筋肉疲労に繋がります。疲労を溜めずに筋肉を柔らかく保てていれば、それらの症状を予防することもできます。

体・筋肉を柔らかくするメリット④

体や筋肉が柔らかいと、様々な体勢でも「身体を安定」させることができます。前述の制限がかかった状態では、不意にバランスを崩した際に、姿勢を保つことができず転倒に繋がる恐れがあります。一つ例を挙げると、足首やもも裏が硬い方は、スクワットの姿勢では重心が後ろになり過ぎてしまい、そのまま転んでしまいます。

体・筋肉を柔らかくするメリット⑤

体や筋肉が柔らかいと、「消費カロリー」が増えます。前述の血流の説明でも触れた、基礎代謝は勿論、関節の動く範囲が広くなることで、動作に対しての使用される筋肉の量が増え、よりエネルギーを多く使えるようになります。体や筋肉が柔らかい状態は勿論、柔らかくするためのストレッチやエクササイズによっても、普段使われていない筋線維まで刺激され、消費カロリーが増えます。

●体や筋肉が硬いと感じる原因は?

体や筋肉が硬いと感じる瞬間は、「動きに制限がある」と感じたとき。それは筋肉が萎縮・硬直し、動かす意識に対して伸びる幅が小さいときに感じます。

体・筋肉が硬くなる原因①

体や筋肉が硬くなるのは、筋肉が縮んだあとに「充分に伸ばされていない」ことが原因になります。筋肉(正しく言うと、筋線維)は、縮むことしかできず、自らの力で伸びることはできません。ストレッチとは、対象の筋肉に対し、裏表の関係になる拮抗筋を収縮させることで伸ばすことを指します。これがなく、縮まったままの状態が続くと筋肉は硬直していきます。

体・筋肉が硬くなる原因②

体や筋肉が硬くなるのは、「冷やしている」ことも影響します。冷えたステーキが硬いように、たんぱく質や脂肪も冷えると硬くなります。また、身体の反応としても、体温を逃がさないように血管や筋肉を収縮させます。持続的に収縮することで、血流も悪くなり、柔軟性も低下します。

体・筋肉が硬くなる原因③

体や筋肉が硬くなるのは、「正しい伸ばし方を知らない」ことも影響します。日常生活で偏った負担が溜まり、動作や姿勢の癖で生まれた筋肉の緊張に対し、対象の筋肉を正しく伸ばせていない可能性があります。複数の関節や筋肉が動く動作では、ストレッチは得意なところから動いてしまい、苦手な硬いところが上手く伸びません。どう伸ばすのかを正しく理解することが大切です。

●体・筋肉を柔らかくするストレッチ3選

体や筋肉が柔らかいとはどのような事か。動きに制限のある状態から、関節可動域が広がり、筋肉や関節をスムーズで大きく動かせることができれば柔らかくなったと言えます。では、その柔らかくするストレッチはどのようなものがあるか。ストレッチは筋肉の数だけ、方法で言えばそれ以上の種類がありますが、ここでは特に伸びた実感のする、「硬くなりやすい箇所」にフォーカスして紹介していきます。

体・筋肉を柔らかくするストレッチ① つま先を掴んだ長座前屈(足首・もも裏・お尻・腰)

写真のようにつま先も掴みながら行うストレッチでは、下肢を中心とした背面の殆どの筋肉を伸ばすことができます。特にもも裏やお尻は、立っているときに常に重力を受けている筋肉なので硬くなりやすいです。

1. 最初はひざを曲げた姿勢で座り、つま先を掴む
2. つま先を離さない範囲で、徐々にひざを伸ばしていく
3. 上体は前に倒しながら、つま先は引き寄せる

体・筋肉を柔らかくするストレッチ② 仰向けで腰の捻転(お尻・腰・脇腹・胸)

股関節も腰も、前には曲げやすいですが、捻る向きには日常生活でも動かす機会が少ないです。あまり使わない動作であるということは、伸び縮みする回数も少なく、柔軟性が低い可能性があります。

1. 仰向けになり、右のひざを引き寄せる
2. 右ひざの内側を、体をまたいで左の床につける、左手は右ひざの外側に添える
3. 顔は左を向き、右肩は浮かないようにする

体・筋肉を柔らかくするストレッチ③ 腸腰筋ストレッチ&側屈(もも付け根・腰・背中)

反り腰の原因にもなる骨盤前傾はももの付け根の「腸腰筋(ちょうようきん)」が硬くなることで起きます。長時間の座りっぱなしで常に収縮して、なかなか伸ばす機会がない筋肉です。この筋肉が硬いことで腰痛にも影響します。

1. 足を前後に大きく開き、後ろ足の付け根を前方へ押し出す
2. 伸ばす対象となる脚の側の手を、引っ張り合うように上に挙げる
3. 伸ばす対象となる脚の側の腰を伸ばすように、上体を側屈させる

●ストレッチをする際のポイントや注意点

ストレッチは間違ったやり方をしても効率よく伸びず、筋肉を痛めてしまったり、逆に収縮してしまう場合もあります。筋肉は緊張すると伸びにくく縮まってしまいます。効率よく伸ばすポイントは「時間」「呼吸」「箇所」「温度」です。
筋肉の緊張をさせない為にも、リラックスした環境で実施することで、より効果的に伸ばすことができます。

ストレッチのポイントや注意点①

あるストレッチを行い、「痛気持ちいい」と思う程度に伸ばしながらキープします。反動は無理につけないようにしながら、20秒~30秒伸ばします。持続して引き伸ばされている刺激を筋肉中のセンサーが感知すると、弛緩させてくれる働きがあります。
無理に伸ばしたり、反動をつけて一気に伸ばそうとしても、違うセンサーが働き緊張してしまいます。「時間」をかけてゆっくり伸ばすのがポイントです。

ストレッチのポイントや注意点②

ストレッチの時に力んでしまったり、呼吸を止めてしまうと筋肉は緊張します。リラックスしながら、ゆっくり「呼吸」を吐きながら力を抜いていきましょう。吐き出すときも、自律神経の副交感神経を意識し、ゆっくり・優しく吐くのがポイントです。
ストレッチしながら呼吸をしていくと、呼吸に合わせて徐々に緩むのが実感できると思います。

ストレッチのポイントや注意点③

筋肉はいくつも重なり合って関節を支えています。特定の動作に複数の筋肉が関係する場合、それぞれをストレッチする必要があります。前屈をよりスムーズに行うには、「足首」「ひざ裏」「もも裏」「お尻」「腰」などそれぞれを伸ばすことで各関節ごとに柔軟性を高めることができます。また、開脚をスムーズに行うには、「内転筋」以外にも、隣接する裏表の筋肉をストレッチすることで、股関節の可動域を広げることができます。

ストレッチのポイントや注意点④

硬くなる原因でも書きましたが、冷やすことで筋肉は硬くなります。つまり、逆に筋肉を温めることで血流が良くなり、柔軟性を高めることができます。スポーツの練習の際に、グラウンドでジョギングをして身体を温めてから柔軟体操に入るように、ストレッチの前にはウォーミングアップで筋肉を温めることが大切です。ホットヨガは、効果的にポーズをとることができ、柔軟性を高められるのでお勧めです。

●体・筋肉を柔らかくする食べ物は?

体を柔らかくする食べ物として有名なものはお酢(クエン酸)です。体が酸性に近づくと、硬くなると言われています。アルカリ性に保つためには、抗酸化作用のある食品がおすすめです。また、関節の構成成分であるコンドロイチンは鶏の皮や軟骨に含まれます。たんぱく質の仲間で牛すじなどに含まれる、靭帯の柔軟性に関与するエラスチンが関節を柔らかく保ちます。

●まとめ

冒頭でも述べたように、日常生活でどんどん筋肉は硬くなっていきます。伸び縮みをする柔軟な筋肉を保つため、継続したストレッチが必要です。姿勢を整える為にも、肩こりや腰痛を解消する為にも、ストレッチは効果的です。血流を良くして代謝を高めたり、老廃物を排出する手助けもしてくれます。一度柔らかくしても、継続しないと硬くなります。今回ご紹介した3つだけでも構いません。定期的にストレッチを実践してください。

執筆者:講師C

指導歴19年のINSPA社員。
INSPAのヨガ養成部門「アカデミア」の講師として、身体の基礎知識や解剖学など一から研修し、未来の輝くヨガインストラクター・トレーナーの育成を手がける。
‣保有資格
NSCA-CPT
健康運動実践指導者
健康管理士一般指導員
日本ダイエットアカデミー協会ゴールドダイエットマスター
JAFA-ADI
JCCAベーシックインストラクター
加圧VRCボディメイキングインストラクター
ラディカルフィットネス:ファイドウ オフィシャルトレーナー
ラディカルフィットネス:ラディカルパワー オフィシャルトレーナー
‣指導実績
フィットネスクラブ、ホットヨガスタジオでの指導
累計スタジオレッスン本数3,500本

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